日本と韓国の民間団体が主催し、両国の未来について対話する会議が開かれました。
慶應義塾大学・西野純也准教授:「日韓が向かい合うのではなく、同じ場所に座り、共通の課題を見つめる姿勢が必要」
会議には、日韓の政界関係者や学者ら27人のパネリストが参加しました。対話のなかでは、日韓には高齢化やエネルギー、農業など共通の課題がたくさんあり、それらを民間レベルで協力して解決することが関係改善のために重要だという意見が出ました。
言論NPO・工藤泰志代表:「ようやく、未来について本格的な議論ができた。市民の立場での議論が始まったこと、非常に良かった」 また、韓国側の主催者・東アジア研究院の李(リ)院長は「両国の市民が協力していくうえで、建設的な話し合いができた」と話し、交流の発展に期待を示しました。