언론보도

「日本は軍国主義」増加=6割近く「軍事的脅威」- 日韓世論調査

  • 2015-05-29

日本の民間団体「言論NPO」と韓国の民間シンクタンク「東アジア研究院」は29日、日韓共同世論調査の結果を公表し、日本の社会・政治体制について「軍国主義」と答えた韓国人が56.9%と昨年の53.1%を上回った。安倍政権が進める安全保障政策への警戒感を反映したとみられる。日本を「覇権主義」と答えた韓国人も34.3%と昨年の26.8%から増加した。 

 

調査は2013年から毎年行っており、今年で3回目。

 

両国のそれぞれ約1000人を対象に4〜5月に実施した。 韓国では「軍事的脅威を感じる国・地域」は北朝鮮(83.4%)が最も多い。それに続くのが日本の58.1%。昨年の46.3%から大幅に増え、中国(36.8%)を引き離した。また、37.8%が「日韓間で軍事紛争が起きる」と予想している。

 

相手国に対する印象を「良くない」と答えた日本人は52.4%で昨年に続き5割を超えた。韓国人は72.5%で、7割が否定的な印象を持っており、感情悪化に歯止めがかかっていない。