日本の民間非営利団体「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」は29日、共同世論調査の結果を発表、相手国にマイナスの印象を持つ人は日本で52・4%、韓国では72・5%を占めた。今年は日韓国交正常化50周年だが、両国の国民感情は冷え込んだままだ。
相手国に抱く認識を問う質問では、日本人の55・7%が「民族主義」、韓国人の56・9%が「軍国主義」と回答していたことも判明。都内で記者会見した言論NPOの工藤泰志代表は「認識の危険な食い違いが生じている」と指摘した。(共同)
世論調査の結果を発表する「言論NPO」の
工藤泰志代表=29日午後、東京・有楽町の
日本外国特派員協会